エンハーツによる治療を受ける
肺がんの患者さんとご家族へ
主な副作用

エンハーツによる副作用とその症状

エンハーツによる副作用とその症状

エンハーツによる治療中には、以下のような副作用があらわれることがあります。副作用のあらわれ方には個人差があり、なかには重症化して危険なものもあります。

特に注意すべき副作用とその症状

間質性肺疾患かんしつせいはいしっかん
・ 息切れ
・ 咳(特に空咳からせき:痰の出ない咳)
・ 発熱
・ パルスオキシメータ測定値の低下

※すべての症状がそろわないこともあります。また、呼吸器の症状は上記のものに限りません。

主な副作用とその症状

上記以外の副作用が起こる場合もあります。少しでも気になる症状があらわれた場合には、エンハーツによる治療を受けている病院の医師、看護師、薬剤師に相談してください。

副作用とは?
薬の本来の目的である有益な作用を「主作用」、期待しなかった作用を「副作用」といいます。一般的には患者さんにとって望ましくない(不都合な)作用を指します。
薬は、その両方の作用をあわせもっています。
監修:大江 裕一郎 先生 国立がん研究センター中央病院 副院長 呼吸器内科長