エンハーツによる治療を受ける
乳がんの患者さんとご家族へ

よくあるご質問

よくあるご質問

化学療法剤とは?
細胞障害性抗がん薬とも呼ばれ、細胞の増殖のしくみに着目して、そのしくみの一部を邪魔することでがん細胞を攻撃する薬です。がん以外の正常に増殖している細胞も影響を受けます。
抗体とは?
体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物(抗原)から体を守るために「抗体」がつくられます。このしくみを人工的に利用した薬が「抗体薬」です。
細胞内小器官とは?
細胞内にある、さまざまな機能をもつ構造体を「細胞内小器官」といいます。
細胞内小器官の1つである「リソゾーム」の出す分解酵素によって、エンハーツの抗体部分から、化学療法剤が切断されます。
IHC法とは?
HER2タンパクの量を調べる検査です。
ISH法とは?
HER2タンパクをつくる遺伝子が増えているかを調べる検査です。
副作用とは?
薬の本来の目的である有益な作用を「主作用」、期待しなかった作用を「副作用」といいます。一般的には患者さんにとって望ましくない(不都合な)作用を指します。
薬は、その両方の作用をあわせもっています。
監修:岩田 広治 先生 名古屋市立大学大学院医学研究科 共同研究教育センター 臨床研究戦略部 特任教授